短歌を作りたくなった時はこれ! |
俳句は「五七五」の十七文字だが、短歌は「五七五七七」の三十一文字だ。
このわずか「十四文字」で俳句と短歌はまるで別の惑星人のように違う。
俳句は人生や風景の一瞬を切り取ってみせるが、短歌はストーリーが有る。
また、俳句には「季語」が有るが「短歌」には無い。
どちらが難しいかというと、もちろん勝負はドローだ。・・・と言うか、同じ土俵に乗らない。
俳句と短歌で同じなのは、韻を踏む、あくまでも散文でなく韻文である。
つまり、どちらも「詩」なのだ。
ずばりと言い切るのならば、俳句だろう。
ストリーを謳いたい人は短歌となる。(と思う。)
しかし、俵 万智が出現したことにより、短歌もカンタン短歌と思われがちだが、それはそれで入門者が増えて喜ばしいことだと思う。
俳句も短歌も日本語の美しさと四季折々を謳いあげる、世界に誇る伝統芸術なのだから。 |
■入門者用 |
■今日からはじめる短歌の作り方―小さな感動を歌によむ
つい作ってしまう。
短歌を全く知らない人でも、本書を読む進むうちに、短歌を作るハメになる。
と言うのも、本書では様々な工夫を凝らして、読者に短歌を無理矢理作るように仕向けている。
しかし、それが分かりやすく、実例を元に解説してくれるので、とりあえず十首は初日に作ることができる。
俳句も同様だが、とにかくがむしゃらに多作するという時期が初心者には必要だ。
本書では、名コーチがマラソンランナーに、フルマラソンを走りきらせようとする仕組みが有る。
短歌の初心者入門として最適だ。
■かんたん短歌の作り方―マスノ短歌教を信じますの?
ちょっと変わっているが、独特の発想で短歌をカンタンに作る方法を述べている。
読み物としても面白い。
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■初心者用 |
■楽しく始める短歌
■短歌があるじゃないか。―一億人の短歌入門
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■初心者に髭が生えたら |
■新編 短歌入門
■短歌入門
ここまできたら、もう、ひたすら実作を積み重ねるしかないのでしょうね。
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■鑑賞のための短歌 |
■サラダ記念日
短歌をイッキに「CMのコピー」にまでしてしまった現代俳句の立役者、俵 万智の処女作品集。
賛否両論は有るだろうが、この人の影響で若き女性の目が少しでも短歌に向かってくれたら嬉しい。
国語の教科書にも載っているしね。
■寺山修司 全歌集全句集
■ふゆくさ―土屋文明 歌集
上のお二人は問答無用の歌人でしょ。
いろんな人の歌集を読む。これはこれで短歌を作らなくても、面白いです。
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